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日に日に肌寒さが増してきたこの頃。
毎年のことながら暑い・寒い時期は長く、心地よく過ごしやすい時期は本当にあっという間ですね。
さて、これから本格的な寒さを迎える冬、知らず知らずの内に心臓にはものすごく大きな負担がかかっています。
これはお年寄りに限ったことではありません。もし、道端で倒れている人がいた時、身近な人が突然倒れたとき、
みなさんならどうしますか?身近な命を助けるべく、AED講習を実施しました。
何だか大げさかもしれませんが、アニマが入っているビルにもAEDが設置されています。
が、肝心の使い方がワカラナイ…;そこでビルオーナー主催の下、SECOMの方に使い方をご教示いただいた次第です。
そもそもAEDとは、、<Automated External Defibrillator>の頭文字をとったもので、
日本語訳は【自動体外式除細動器】といいます。
これが実際の器械↓
パッド部分に電極が付いていて、自動的に心臓の状態を判断します。
もし心室細動という不整脈(心臓が細かくブルブルふるえていて血液を全身に送ることができない状態)
を起こしていれば、一瞬強い電流を流して心臓にショックを与えること(いわゆる電気ショック)で、
心臓の状態を正常に戻す機能を持っています。
少し難しそうですが、器械を開くと自動で音声案内が流れるので誰でも簡単に利用することができます。
とは言えやはり不安…;ですよね?そこで、今回はAEDに関する基本をご紹介したいと思います*
・※・※AED使用前の注意点※・※・
◆胸毛を剃る:AEDのパッドは直に肌につけなければ正しい測定ができず、正しい機能が発揮できません
(AED装置内にあるポケットにカミソリが入っています)
◆ネックレス(金属)をずらす:パッドにあたらないようにする
◆パッドは左胸・右胸クロスさせるように貼る:どちらが上でも可
◆体が濡れている場合は事前に拭く:パッドが剥がれないようにするため
◆救急車に乗せる(救急隊員へ引き渡す)際もAEDは外さない
—
以上の点をふまえて実際に作業するときの流れは大きく分けて6つ。
基本となるこの流れを頭に入れておけば、慌てることなく冷静に対応できるハズ!です。
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①倒れている人を発見→“意識”を確認する
②119番へ通報し、AEDを準備する ※出血がひどいようであれば先に止血を行う
③倒れている人の“呼吸”を確認する
④胸骨圧迫(心臓マッサージ)をする
→胸部が5cm下に圧迫されるよう、少なくとも1分間に100回のテンポで30回続ける
⑤(AEDの準備が整うまでの間)人工呼吸をする
→心臓マッサージ30回の後、人工呼吸2回のサイクルで行う
※ためらう/できない場合は省略可。省略する場合は心臓マッサージのみ行う
※人工呼吸を行う場合は、感染症を防ぐためAED装置内にあるマウスピースを利用する
⑥(AEDの準備が整ったら)ショックボタンを押して、電気ショックを与える
→必ず周りに人がいないことを確認し、自分も触れないよう注意する
◎④~⑥を繰り返し、救急車の到着を待つ
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そして講習終了後、スタッフが実物をお借りして①~⑥までの流れを練習させていただきました。
普段設置されている器械そのものはよく目にしますが、
実際手に触れて見ることはなかなかできないので、とても貴重な体験ができました。
心臓突然死はいつでもどこでも、誰にでも起こる可能性があります。
一般的に救急車が現場に到着するのは約6分と言われており、
この6分の間にどのような処置をするかによって倒れている人の生存確率が大幅に変わります。
AEDには自動診断機能が付いており、不必要な場合は作動しません。
仮に心停止でなかったとしても、AEDの使用によって状況が悪化することはありません。
(倒れている人が嫌がるそぶりを見せたら中止して下さい)
ですので皆さんもぜひ、自分の大切な人を守るためにもAEDの使い方を勉強し、
現場に居合わせた際は怖がらず対処してみて下さい!*
もっと詳しく知りたい方はコチラ☆