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海外出身スタッフへのインタビュー

冬ですね⛄
いつの間にか外に出るときはコートが必須になりました💦
風邪を引かないようにうがい&手洗いを徹底しましょう!

さて、今回は以前(だいぶ前ですが…)好評だった
『海外出身スタッフへのインタビュー』記事です🎤
4名のスタッフにインタビューしましたので、ぜひご覧ください*
(ちなみに筆者も台湾出身です!)

>1人目:Sさん

Q:アニマでの職種は?
A:制作進行

Q:日本に来る前はどんなところで働いていましたか?
A:台湾にある日系のエンターテインメント企画会社で働いていました。

Q:日本でのワークスタイルやパイプラインの違いはどんなところですか?
A:以前の会社では管理の仕事のみを担当しており、
アニメーションなどの作業はクライアント様でやるという形でした。
なので、パイプライン周りは殆ど触った経験がありません。
仕事のやり方は全然違いますが、ワークスタイルはあまり変わらないです。

Q:日本で成し遂げたいことは何ですか?
A:将来はプロデューサーを目指しています!
他にも、以前からオリジナル案件に興味を持っているので
いつか自分が企画した作品も世の中に出せればと思っています。

Q:アニマ(日本)に来たきっかけは?
A:以前、アニマへ出向で来た際に雰囲気に魅力を感じたことと、
関わった案件に興味を持ったことがきっかけです。
オリジナル企画が始動したこともあり、アニマへ来ることを決めました。

Q:ご自身と同じ職種を目指す学生にアドバイスをお願いします!
A:制作進行としては自分もまだまだ未熟ですが、
【コミュニケーション能力・管理能力・強いメンタル】が必要だと思います。
自分以外の進行メンバーもYouTubeで同じことを言っていたので、
ぜひYouTubeもご覧ください🎥

>2人目:Rさん

Q:アニマでの職種(業務内容)は?
A:Development DivisionでAdobeとMayaの
研究開発を行っています。

Q:日本に来る前はどんなところで働いていましたか?
A:2010年半ばに来日する前は、
シンガポールとフィリピンのスタジオで働いていました。

Q:日本でのワークスタイルやパイプラインの違いはどんなところですか?
A:会社によりますが、日本のパイプラインはより多くの
ソフトウェアを扱う必要があるように感じます。
(特に複数のクライアントと仕事をする必要がある企業の場合)
日本で最もユニークなことは、2D-3Dのワークフローを行うことです。
名前の付け方や考え方など、2Dと3Dの間には直接的な繋がりがあります。
日本の2Dアニメーションがどのように行われているかを理解していないと、
全体のコンセプトや各工程を理解するのは難しいかもしれません。

Q:アニマ(日本)に来たきっかけは?
A:アニマは、私がこれまで仕事をしてきた中で最高のチームだと言えます。
チームについて多くの良い話を聞きましたが、そのすべてが真実だと感じます。
親切で賢い人がたくさんいる素晴らしいチームです。
部署の担当者は皆、とても優秀でプロフェッショナルです。
彼らと一緒に仕事ができて本当に良かったです。

Q:ご自身と同じ職種を目指す学生にアドバイスをお願いします!
A:1つのソフトウェアや言語だけに集中して勉強するのはオススメしないです。
オープンマインドでたくさんの人から学び、いつも笑顔を心掛けて
仲間と仲良くすることが大切です!

>3人目:Mさん

Q:アニマでの職種は?
A:Shot Divisionでライティングアーティストとして働いています。

Q:日本に来る前はどんなところで働いていましたか?
A:実はCG制作関連の職場は日本が初めてです!

Q:日本でのワークスタイルやパイプラインの違いはどんなところですか?
A:アニマに来る前は、東京の別のCG会社で働いていました。
前職とアニマの働き方はかなり違うと感じます。
例えば、アーティストも直接クライアントとの打ち合わせに参加して
クライアント様から直接フィードバックを聞くことができます◎
※MおよびMが参加したPJTの場合

Q:日本で成し遂げたいことは何ですか?
A:将来は芸術監督を目指しています!
プリプロダクションの重要性も広めたいです。
どちらも簡単なタスクではありませんが、諦めません!(笑)

Q:アニマ(日本)に来たきっかけは?
A:日本は、芸術や自然に対してかなり豊かな文化を持っていると思い、
日本の環境で就職したかったからです。
実際に働いてみて、職場の人間関係とワークフローなど色々勉強になりました。
フランスでは普通だと思っていたことが日本では全然違います!
アニマを選んだ理由は、常に進化と進歩を考えている会社だと感じたからです。

Q:ご自身と同じ職種を目指す学生にアドバイスをお願いします!
A:まずは一つの分野に集中する(職種を絞る)ことをおすすめします。
その上で、色々な新しいソフトも勉強してください!

>4人目:Sさん

Q:アニマでの職種は?
A:シニアライティングアーティスト

Q:日本に来る前はどんなところで働いていましたか?
A:日本に来る前はアルバイトをしていました。
アルバイトで海外の方を案内する経験は、日本語のトレーニングになりました。

Q:日本で成し遂げたいことは何ですか?
A:“日本でCGをやる”という目標を達成してからずっと模索中です。。
とりあえずは、数多くの大規模案件に携わりたいです!

Q:アニマまたは日本に来たきっかけは?
A:台湾で観た日本のアニメやドラマ、バラエティー番組がきっかけです。
日本での生活をしてみたいと思い来日しました。

Q:ご自身と同じ職種を目指す学生にアドバイスをお願いします!
A:コンポジットアーティストというのは、各工程のデータをまとめて
完成まで持っていく重要なポジションだと思っています。
「コンポジットに興味はあるが何から始めればいいか分からない方」は、
まずどういう絵を作りたいのを明確にすることが大切です。
例えば、最近流行っている撮影処理などを静止画でも良いので
マネして作るのも良いと思います:)

日本やアニマに興味をもったきっかけは様々ですが、
縁あってアニマのメンバーになってくれて嬉しいです*
それでは、また更新します!

コロナ禍のGame Div.紹介

まだ11月ですが、街は徐々にクリスマスの気配になってきた気がします🎄
気温もどんどん下がってきているので防寒と健康管理に気を付けつつ、
近所の散歩など適度な外出も楽しみましょう:)

さて、今回は筆者の所属するGame Division(以下、Game Div.)の
モデリングアーティストの最近の事情をご紹介します*

【定例会議編】
Game Div.では週に一度、定例会議を開催しています。
内容としては、各担当者が受け持っている案件やチーム全体に関わる
情報共有がメインですが、定例会議の後半にはチームメンバー間の
コミュニケーションを図るための雑談会もあります。
雑談会では、毎週決められたお題に合わせてメンバーが持ち寄った
話題を披露することになっています。

コロナ前は全員が会議室にメンバー集まって実施していましたが、
リモートワーク中の現在はSkypeを利用して行っています。
非対面で話せる分、今の方が気楽なメンバーもいるかもしれません。
時折、チームメンバーの生活音が入ってくることも…(笑)
ビデオ通話は使わずに音声のみで実施する点がGame Div.らしさでしょうか…?

【フィードバック編】
仕事上、絶対に欠かせない工程の一つがディレクターからのフィードバックです。
出社時はデータ提出後にディレクターの席へ行き、
逐一どこを修正するか等のチェックをもらってメモしていました。
現在は、Skype通話でのフィードバックがメインになり、
Skypeの基本機能である画面共有機能で修正箇所を確認し、
wordやメモ帳などのツールにメモをするようにしています。
リモートワークを始めた当初は各家庭間での回線速度の違い等から
うまくフィードバックができないことも多く苦労しましたが、
現在は解消され、コロナ前と変わらない質での業務が可能です。

写真はリモートワーク環境を快適に過ごすためにカスタマイズした
筆者のワークスペースです。
モニターとペンタブレットは会社から借りているものですが、
サイズが大きいので非常に重宝しています!

業務内容についてはアニマのYouTubeで詳しくお話していますので、
ぜひご覧ください🎥
それではまた、次回の更新をお楽しみに!

ペイントスケッチの解説

ちらっと小耳にはさんだのですが👂
なんと8回目の金曜は大晦日らしいです…!
信じられずカレンダーを見たら本当でした💦
年末年始にバタつかないように、
今から余裕を持って色々と取り組みましょう*

さて、しばらく間が空いてしまっていたのですが、
先日久しぶりにスケッチをしました✐
ということで今回は、私がペイントスケッチをする際に
どう描き進めているのかを簡単に解説したいと思います。
(メインのモチーフは犬用テントです🐶)

普段はテーブルに花瓶やフルーツを乗せて
画面いっぱいに描くことが多いのですが、
今回はモチーフが大きめなので空間も意識して描きました。

筆の濃度は80~100%で、必要に応じて変えています。
色を薄く重ねたいときは40%位にすることもありますが、
重なった筆跡がたくさん残ってしまいますし、
手数が増えて結果的に汚くなってしまうことが多いので程々にしています。

レイヤーに関しては、
「これをベースに加筆していきたい、でも自信がない!」というときに
新規レイヤーで追加して加筆していきます(笑)
“上手くいかなければ戻れる”というデジタルのメリットを
どんどん活用していきましょう◎

【濁らないように】
学生の頃に趣味で油絵を描いていたのですが、
下書きは茶色い絵の具から始めていました。
理由は、いきなり黒っぽい絵の具で描き始めると
上から何色をのせてもしばらく濁ってしまうからです。

私は「濁らないように」、「必要以上に暗くならないように」というのが
年頭にあるので、上から重ねても影響が少ない茶色から描き始めます。
デジタルのスケッチでは絵の具の交ざり合いは発生しませんが、
こちらでも初めから強い色を使ってしまうとバランスが取りづらいので、
慣れている手順で進めるようにしています。
(ベースが茶色の状態から光と影を描き足していくイメージです)

描きはじめの段階では、新しい色を追加することよりも
明暗をとらえることに注視します。
もっと詳しく知りたい方は「カマイユ・単色技法」などで検索してみてください:)

今回の描きだしの茶色は、HSBのスライダーで見ると[H:32、S:42、B:53]でした。
細かい数値は毎回違いますが、万能なのでスタートダッシュの茶色は
私の中ではしばらく揺るがないと思っています!

【明暗の計画を立てる】

今回のスクショでは表現しきれていないのですが(汗)、
最初の段階で下記の3点を把握しておきます。
————————–
・主光源はどこか
・一番明るいところ
・一番暗いところ
————————–

そこから「テントよりテレビ台の方が暗いかも」というように、
画面の中で比較しながら描いていきます。
ある程度まとまったら、レイヤーを複製して後で見返せるように
しておくのも良いと思います。
描いていくうちに明暗のバランスが壊れてしまうこともあるので、
困ったときははじめの明暗の計画メモを見直して、
おかしいところがあれば描き直すようにします。

【デジタルなので…!】
明暗のバランスがある程度理解できたら、
どんどん色を茶色から置き換えていきます。
この時、できるだけ見て感じた色を置きにいこうとは思っていますが、
一発で決めきれないこともたくさんあります(涙)
そんなときは「色相・彩度」、「カラーバランス」、「レベル補正」等の
調整レイヤーを使っていきます。
デジタルならではの手段なので、スケッチを始めたての頃は
何となくはばかられました。
でも、気軽に試せるので結果的には効率がよく、油絵の具等の画材を
使用するよりもたくさんスケッチをこなせるようになりました!
それぞれに良いところがあるので、
特性を理解してうまく活用していくのが良さそうです◎

【コントラストの描き分け】
自分が見て感じた印象を、ブラシのタッチで描き分けていきます。
目を細めて観察した際、よく目につくものがコントラストが強いことが多いです。
写真のような物と物が接地している部分なども含め、
コントラストが強い部分には「投げ縄ツール」を使って描きます。
シャキッとさせることで、絵だけを客観的に見ても
そこが目に付きやすい状態になると思います。

逆に、コントラストが弱いところはブラシのタッチや
テクスチャのムラを活かして少しぼやけた印象にします。
見せたいものやあまり見せなくてもいいものを
上記の内容を活かしてアプローチしていきましょう。

少し話がそれますが、「緑っぽくも見えるし、赤っぽくもみえるし」と
色を決めきれない時もあります。
これは完全に持論ですが、そういうときもテクスチャのムラを利用して、
両方の色が絵に残るようにすることもあります。
(今回のスケッチでいうと、下手の壁の部分)
あちこちでやってしまうと見づらくなってしまいますが、
一部で使うと良い感じになることがあるので、
ベースの色を決めたら8:2もしくは7:3位の割合で
色をぶつけて遊んでみましょう。このときの筆の濃度も80~100%で、
しっくりくるまで試してみてください🖌

【意識して調整していること】
基本的に自分の目で見て感じたままの色になるように描き進めています。
ただ、一部だけ意図的に操作している部分もあります。

それは、壁や床などの“大きな平面”です。
今回のペイントでは下手のコーナーの暗がりを、
目で見えている以上に明暗差をつけて奥行が出るようにしました。
完成したスケッチでも縦の筆跡が見えるかと思いますが、
窓から遠くなるにつれて段々暗くなるようにしています。
他にも、物が密集しているような部分も暗くなる傾向がありますが、
光源が強かったり、近かったりするときを除けば
少し気が付きにくい変化になっていることも。
程度の見極めが難しいところですが、このことを頭の片隅に置いておくと、
しっくりこないときにうまく対応できるかもしれません✨

完成まで約1時間30分でした。
パースの狂いが目立つので、線画のスケッチで鍛えていきたいと思います…!

せっかくなので、テントにアニゴンを入れてみようと思います。

テントなどをみると、光が当たっている面が少し
黄色味がかっているのがわかります。
なので、アニゴンにも光が当たっていると想定し、
調整レイヤーの「カラーバランス」を使って
黄色を足して空間に馴染むようにしました。

ついでに、バーチカルブラインドから光が漏れている状態を想定した
バージョンも描いてみました↓

光の当たっている部分はレイヤーモード「オーバーレイ」も使って飛ばし気味に。
床に落ちた光の暖色が際立つかなぁと思い、
実験的に暗い部分には寒色を足してみました。
突貫工事で無理に青くした感じもありますが、これはこれで良いかも…?
今度ペイントするときは実験をしつつ、しっかりリファレンスを探した上で
上手く反映させていきたいと思います!

簡単ですが、筆者のペイント過程を紹介させていただきました。
(あくまで筆者の過程ですが)少しでも参考になる部分があれば幸いです。
ペイントスケッチはかなり久しぶりになってしまったので、
反省してこれからは定期的に描いていきたいと思います。

それでは、また更新します*

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