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カテゴリー別 : Anima Blog Club

Youは何しにanimaへ?

各国の選手の方々が磨き上げた技の競演でいくつもの感動のシーンを生んだ
冬季オリンピックの熱さのせいか、段々と春の気候になってきましたね✾
(早速花粉が…泣)

オリンピックで活躍された選手たちも素晴らしいですが、
アニマにも素晴らしいスキルを持ったスタッフが沢山います◎
近頃また海外出身の優秀なスタッフが加わり、
日々生産力や開発力、技術力の向上に努めております✨
ということで、海外出身のスタッフにインタビューを行ってみました🎤

まずはRafaelさん★

──アニマに来る前はどんなところで働いていましたか?
アメリカのMethod Studiosに勤めていて、LAやNYで働いていました。

──今まで関わった作品のタイトルを教えて下さい
いくつか例を挙げると、幸運にも『Skylanders』, 『Iron Man 3』,
『Into The Storm』, 『Captain America:Civil War』や
小規模なCMのプロジェクトで仕事をすることができました。

──アニマでの職種(所属)は?
リグチームで働いています。

──日本で成し遂げたいことは何ですか?
もっと日本語を勉強して色々なところを探索してみたいです。

──アニマを選んだ理由は?
アニマは私と妻、そして私たちの新しい人生をとても歓迎してくれています。
アニマでの仕事が面白いことを確信し、
大きなスタジオに成長しようという皆さんの想いに共感し、
参加したいと思いました。

──実際に働いてみたアニマの印象は?
みんな勤勉でフレンドリーですね。
このスタジオには大きな野望があり、私もそこに加わりたいと思っています。

次にGabriellaさん*

──アニマに来る前はどんなところで働いていましたか?
アメリカのMethod Studiosで働いていました。

──今まで関わった作品のタイトルを教えてください。
「Method Studiosで映画のパイプラインTDをしており、
マーベルの『Dr. Strange』、『Captain America:Civil War』、
『Ant Man』、その他のコマーシャルに携わりました。

──アニマでの職種は?
パイプラインTD(コンポジットと環境専門)です。

──日本で成し遂げたいことは何ですか?
プライベートでは、日本語が話せるようになりたいです。
日本で行きたい場所がたくさんあるので。
仕事では、コンポジットとNukeの開発に関する知識を広げたいと思っています。

──アニマを選んだ理由は?
アニマは、パイプラインを構築しようとしている
成長段階のスタジオであるところが非常に魅力的でした。
私が以前働いていた他のスタジオは非常に規模が大きく、
既存の広範なパイプラインがありました。
これから大きな成長を遂げるであろうスタジオで働くことができ、
嬉しく思っています。

──アニマの印象は?

素晴らしいの一言です!誰もがとても素敵です。
私は日本語がほとんど話せないので、皆さんの忍耐に大変感謝しています。
パイプラインチームは興味深いプロジェクトに取り組んでおり、
そこに自分が貢献できることに興奮しています。

続いてミゲルさん

──アニマに来る前はどんなところで働いていましたか?
日本に来る前はカナダのモントリオールで働いていました。
主にSHED(http://shedmtl.com/)という会社です。
映画向けに広告とVFXを制作している凄く良いスタジオですよ。
2014年にMarza Animation Planetで働くため日本に引っ越してきました。
そして三年後、ついにアニマにやってきたわけです!

──今まで関わった作品のタイトルを教えてください
カナダではIGAスーパーマーケットのコマーシャルに多く携わり、
『Beauty & The Beast』のVFXにも関わりました。
Marza Animation Planetでも数多くのプロジェクトに関わりました。

ちなみに、これは私自身の古いリールです←クリックしてみてください:)

──アニマでの職種は?
リギングスーパーバイザーです。

──日本で成し遂げたいことは何ですか?
自分の仕事への強い情熱で毎朝目を覚まさせてくれるような、
ナイスなアニメーションプロジェクトの仕事がしたいです。

──アニマを選んだ理由を教えてください
Hehehe!
アニマに来ることになった経緯は長い話になるし多くの理由があります。
なので、なぜ私がアニマにいたいのかをお話した方が良いでしょう。
スタジオの人々、環境、雰囲気が本当にすごく良いと思いました!
プロジェクトは超面白いしスタジオは常に芸術的、
また技術的なクオリティ改良のために日々研究しているところが魅力です。
そして多くの社内イベントがある!:D

──アニマの印象は?
I love it!(大好き!)

最後にジョアンさん

──アニマに来る前はどんなところで働いていましたか?
数々のヨーロッパ(主にスペインとイングランド)のスタジオで働いてきました。
例えばスぺインではGrinとFassman VFX、
イングランドではMPCに勤めていました。

──今まで関わった作品のタイトルを教えてください。
MPCに居た時は『ナルニア国物語/第2章: カスピアン王子の角笛』。
Grinでは『Wanted: Weapons of Fate』というゲームを作っていました。
それから、Fassman VFXではスペインのSF映画『EVA』に関わりました。

──アニマでの職種は?
アニメーターです。

──日本で成し遂げたいことは何ですか?
日本のアニメによって作られるビジュアルが好きなので、
自分の好きなスタイルを作るプロジェクトに関わりたいですね。

──アニマを選んだ理由を教えてください。
アニマが関わってきた数々のプロジェクトが本当に好きだったからです。
それから、「anima」という社名の由来の一つがラテン語で「魂」を意味する
言葉から来ていると知り、アニメーターの視点から非常に魅力を感じました。

──アニマの印象は?
雰囲気が好きです。
フレンドリーでリラックスでありながら、十分な生産性があります。
私がこれまで関わったプロジェクトも本当にやりがいがありました。

ラファエルさん、ガブリエラさん、ミゲルさん、ジョアンさん、
インタビューに答えていただきありがとうございました:)

アニマもオリンピックのようにスタッフの技術を結集し、
世界に注目される映像を作っていきたいと思います✨

中谷 学さんセミナー〖総集編〗

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いていますね。
朝晩と日中の温度差が10℃近くある日もあり…、、
風邪をひきやすい時期ですので皆さんできる限り気を付けましょう!

さて、今回は、2016年4月から行われている中谷学さんのセミナーの
『総集編』をご紹介します~!

中谷さんについては過去のブログでも紹介していますが、
元Dream Works Animationでライティングスーパーバイザーを務め、
現在は映像監督やプロデューサーとしてご活躍されている方です。
これまでに、何と約50回ものセミナーをアニマで実施してくださいました!
今回はその50回のセミナーの総集編をご紹介させていただきます*

まずは、ご専門であるライティングの基礎講座から↓✐

〔色〕シリーズ〔ライティング解説〕シリーズ、
〔ライティングストーリー講座〕
などがありました。

講義はシリーズ毎に毎回様々な課題が出され、
完成した成果物を中谷さんに講評していただくという実践的な流れで進められました。
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■ 実際の機材を使ったライティング実習
■ 80%のライティング・クオリティを100%にする実習
■ ライティングでレイヤードする(視覚誘導について)
■ ストーリーとしてのライティング(感情によって色をつける)
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毎回ライティング&カラースクリプトの実例や
トップアーティストのライティングテクニックを見せてくださり、
監督たちの求める「画」のクオリティを惜しみなくご解説いただきました。
講義後は質問タイムを設けてくださるので、非常に勉強になります◎

中谷さんは「その年の年間ランキング100位までの全ての映画をチェックしていた時期がある」
というほど非常に映画に詳しい方で、その知識を活かして現在は≪映画シリーズ≫
講義が行われています。【映画分析】、【映画解説】、【オリジナル映画の企画を立てよう!】
などの内容で、本場アメリカで培われた素晴らしいノウハウを伝授してくださっています✨

具体的な例をご紹介すると…↓
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■ アメリカにおける映画企画の立て方・考え方
■ ストーリーの書き方
■ 企画書のスタイルと売り込み方
■ 監督によって違う演出 ~ 会話編 ~
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中でも、特に印象に残っているのは
「作品から読み取るエマニュエル・ルベツキの色使い」という回の講義です。
“過去の講義で教えてくださった内容がそのまま”だったことが理由ですが、
いかに実践的な内容を教えていただいているのかを改めて実感し、
本当にすごい方に教えていただいているのだなと感激してしまいました。

この他、働き方や文化の違う海外で活躍されていたご経験から、
仕事の取り組み方に関する【マネジメント】に関するシリーズもありました↓
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■ アメリカのリーダーシップとマネジメント術
■ チームワーク&コラボレーションのツールと計画
■ メンバー育成のツール(仕組み)と計画
■ 仕事の連携
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日本国内ではもちろん、海外でもトップクラスでご活躍されていた中谷さんの
アドバイスには非常に多くの学びがあります。

こうして改めて講義を振り返ってみると、
お忙しい中で惜しみなくご自身の知見を共有してくださっていて、感謝の気持ちで一杯です。

現在も【巨匠作品が映画界に与えた影響】という映画分析のシリーズが開催されています。
まだまだ吸収しなければならないことが沢山あるので、精一杯食らいついていきたいと思います!

では、また更新します:)

第1回クイックドローイング会✐

年が明け、比較的暖かい日が続いているかと思いきや、
関東では4年振りとなる大雪が降り、
都内では交通機関が大きく乱れ大変な事態となりました…⛄❄
路面凍結によるケガや急な冷え込みによる体調不良にお気を付けください!

さて、今回は年明けから開始することになりました
〔クイックドローイング会〕についてご紹介します*

◆ クイックドローイングとは何か?
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名前の通り「短時間で描く」スケッチ法です。(完成までの所要時間は約30秒~5分)
デッサンと違い細かいディテールを描く必要はなく、
【限られた短い時間】の中で【描く対象の要素を素早く理解し簡潔に描く】
ことを継続して行い、観察力や分析力を鍛錬することを目的とした勉強会です。
・-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-・

この勉強会の企画者は以前Facebookでも紹介したアニマスタッフの
田中 剛さん↓で、初回は「感触を確かめつつ練習してみよう!」というテーマでした。

第1回目の様子↓

モーションキャプチャールームの大きなプロジェクターに題材の
「人物」を投影し、各自広々とスペースを使い描きました。

一通り描いた後は、全員で互いの講評をします↓

「難しいー!」、「間に合わない…」、「この人上手い!!」など、
様々な感想がありました。

互いに講評し合うことで、描く人によって描き方や着眼点が違うことに気付き、
「そうやって描く方法もあるのか!」という新たな発見につながります。

今後はドローイング講師の方を呼んだり、参加者自身をモデルにしたりなどの
回を予定しているらしく…✨
皆で楽しみながらトレーニングが出来るような工夫があるおかげで毎回楽しみです:)

次回は過去2Dアニメーターだったスタッフによるレクチャーと、
実際に書いている所を皆で観察させてもらってポイントを学びますφ(..)

では、また更新します☄