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カテゴリー別 : Anima Blog Club
前回の更新から少し間が空いてしまいました…;
春一番も吹き、すでに暦の上では春ですがまだまだ寒い日が続くこの頃。
来月の今頃は少しは暖かくなっていることでしょう✾
さて、今回は社内スタッフのスキルアップを目的に始まった「アニメーションクラス」についてご紹介します!
講師は社内スタッフのBill↓(元Walt Disney Animation Studios)
クラスは若手スタッフを対象にした〔クラス1〕とベテランスタッフを対象にした〔クラス2〕の2つに分けられ、それぞれ2ヶ月半(全10回)の期間をかけて講義や課題を通じて知識や技術を習得することを目的として実施されます。
〔クラス1〕こちらはウェスタン・アニメーションの紹介/導入として位置づけられており、参加者はアニメーター職に限りません。
初回の授業では、ウェスタン・アニメーションの映像を見ながら日本のアニメとの違いを議論しました。特に「潰しと伸ばし(Squash and Stretch)」と「演出(Staging)」に焦点を当て、「アニメーションの12の原則」について学びました。この原則を意識することで、アニメーションがより魅力的になります。何事も基礎を疎かにしてはいけないと改めて実感しました( ..)φ
↓「潰しと伸ばし(Squash and Stretch)」を解説している様子
今回学んだ表現は、アニメーションのスタイルによって求められるものが変わります。よって、毎回表現が適切であるかを見極めることがとても重要です。
「演出(Staging)」では、観客に明確にアイデアを伝えることが大切です。例えば、渋谷のスクランブル交差点のような多くの人が行き交う場所で一人だけ立ち止まっている人がいると、自然とその人に目がいきます。この現象は、逆の場合も同じことが言えます。このような心理や意識を利用することで、観客の視線を適切な瞬間に必要な位置へ誘導することが可能となるのだそうです。
〔クラス2〕こちらはウェスタン・アニメーションの基礎クラスを修了したスタッフを対象に、演技と台詞に焦点をあてたカリキュラムが組まれています。
初回の授業では、「クラス2がどのようなコースで、何を目的にどのようなことをしていくか」についての説明と課題説明の他、以下の2点について解説がありました。
・—*—・—*—・—*—・—*—・—*—・—*—・—*—・—*—・◆ショットの計画をどう立てるか(自分で演技をし、サムネイルの絵を描き、参考動画を集める)◆ディレクターとのコミュニケーションの重要性・—*—・—*—・—*—・—*—・—*—・—*—・—*—・—*—・
こちらも〔クラス1〕と同じく2ヶ月半の期間をかけ、「台詞がついた演技に対して深い理解を持つ」ことを目的として進められます。
どちらのクラスも講義を聴くだけでは知識も技術も身につきません。しっかりと目的意識を持った上で参加し、課題を通して経験値を上げ、社内全体のレベルアップにつなげていきたいと思います✨
では、また更新します:)
“最強寒波”と呼ばれるこの寒さ…一体いつまで続くのでしょうか?早く暖かくなって欲しいものです。。インフルエンザも流行ってきていますので、気を付けましょう!(。-`ω-)
さて、今回は毎年恒例となっている忘年会での新人の出し物の〔裏側〕をレポートさせていただきます!
会議を重ねた結果、昨年大ブームとなり、紅白でも第2位の視聴率を獲得した『恋ダンス』をみんなで踊り、当日映像を流すことにしました|ω・)
実際に踊ってみるとテンポが速く細かな動きが多いので意外と難しく、、苦戦しつつも最終的にはなんとか揃った(?)ダンスになったかと思います♪
忘年会での出し物は毎年新人がやることが慣例となっているのですが、例年ゲスト出演もあるということで今回も多くの先輩にご協力いただきました◎今年は社長にも!実際踊ってもらうとみんな案外ノリノリだったような、、?(笑)出し物は当日まで非公開なので、見る方も毎年誰が出るかソワソワしています⁂
普段スタッフがダンスをしているところを見ることはもちろんないので、意外な一面を楽しんでいただけたのではないでしょうか?ご協力いただいた先輩方、ありがとうございました*また来年も楽しい忘年会ができるよう、2017年も頑張りますJ
ではまた更新します✾
年が明けてからますます寒くなってきましたね☃週末は東京でも気温がマイナスになるらしいです…;風邪が流行っていますので気を付けましょう!
さて、フォトン・アーツの鈴木 卓矢さんに実施していただいている【背景セミナー】のご紹介です!
〔背景制作についての解説〕、〔ソフトの使い方(実践編)〕に続き、今回で第3回目の開催となりました。お忙しい中ありがとうございます*
今回のセミナーは事前に『建造物のデザイン』というテーマの課題をいただいていたので、背景班のスタッフがプレゼンを行うことから始まりました。
鈴木さんも仰っていたことですが、イメージを形にすることは非常に難しいことです。そこで、0(ゼロ)~ゴールまでの工程を短縮するためのリファレンスの探し方や使い方など、背景モデラーに必要な要素を様々ご教示いただきました。
スタッフのデザインの足りなかった点や良かった点についてご解説とアドバイスをいただき、最後は鈴木さんご自身もプレゼンを行ってくださいました!
その後、背景制作に有効なフィジカルベースドレンダリング(PBR)の講義や、アニマではまだ使用していないツールのメリット/デメリットを鈴木さんご自身のご経験をもとにお話いただきました。
今回のように背景チーム内でデザインのプレゼンを行う機会はなかなかないので、とても貴重な経験となりました!鈴木さん、ありがとうございました☆