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カテゴリー別 : 社内イベント

アニメーターの1日

暦の上では春ですが、厳しい寒さが続いていますね⛄
春の暖かさが恋しいこの頃です…。

さて、今回は、入社2年目のアニメーターの
テレワークの1日を紹介させていただきます!
(あくまで一例としてご覧ください)

業務内容は主にカメラレイアウトやボディアニメーション、
表情アニメーションを制作しています。

>1日のスケジュール ※一例
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11:00 業務開始
13:00 デイリー会議
14:00~15:00 昼休憩
20:00~20:30 業務終了
========================================

11:00 業務開始
まずは、絵コンテを読んで資料集めを行い、
それからアニメーション作業に入ります。
リファレンスが見つからない場合は
自分でリファレンス動画を撮って参考にしています。

13:00  デイリー会議(Zoom)
担当箇所の進捗報告や質問等、情報共有を行います。
(会議以外でも随時質問はしています)

14:00 昼休憩
現在はテレワーク中なので、
簡単な料理を作って食べることが多いです!

15:00 業務再開
ある程度作業が進むごとに仮レンダリングをして、
SV(スーパーバイザー)に提出します。
フィードバックがあれば、都度修正作業をします。

20:00~20:30 業務終了
業務終了後は夕飯を食べながら好きな映画を鑑賞しています🎥

では、最後に少し自分で自分へインタビュー🎤(笑)

―作業で特に気を付けていることはありますか?
プランニングとリファレンスがとても重要だと感じているので、
作業に入る前に演出の方向性を確認したり、
リファレンスを集めたりしています。
1回目のチェックを早い段階で提出して細かい部分(修正等)の
作業時間を確保するようにしています。

―会社やチームの雰囲気はどうですか?
先輩方がとても親切なので、質問や相談がしやすい環境です◎
私も早く先輩のようになれるように頑張ります!

―最後に、今年の目標は?
作業スピードを上げるために、
フィードバックを減らすことが1番の目標です。
同時に、健康にも気を付けて過ごしたいです。
頼れるアニメーターを目指して頑張ります!

いかがでしたでしょうか。
アニメーター志望の方の参考になれば幸いです:)

それでは、また更新します*

コミュニケーション不足解消法のご紹介

アニマでテレワークが導入され、早2年が経とうとしています。
色々な場所で耳にするテレワークの弊害=“コミュニケーション不足”は
アニマも例外ではありません(._.)
ということで今回は、少しでもスタッフ間のコミュニケーションが
円滑に取れるように工夫している取り組みの一部をご紹介します!

1.バーチャルオフィス(Gather)
過去のblogでもご紹介しましたが、
日常的なコミュニケーションの補完ツールとして
バーチャルオフィスのGatherを採用しています。
(色々と試した結果、最終的にGatherに落ち着きました)

個人の座席以外に目的ごとの共有ルームを設け、
必要に応じて随時カスタムしています。

例えば…
・プロジェクトのフィードバック用
・新人相談用(1~2年目のスタッフ対象)
・雑談用(誰でも自由に参加OK)

ステータスが緑のスタッフには事前確認無しに声を掛けて良いルールなので、
実際の社内でスタッフの席へ行く感覚で気軽に話しかけることができます◎

2.全体を意識した情報共有(情報の見える化)
テレワークが始まって以降、自分の担当したプロジェクト以外の
把握がしづらいという声がありました。
その改善策として、テレワーク開始直後はストップしていた全体会を
オンラインでも復活させました。
2週間に1回、社内で動いている全プロジェクトの進捗共有の他に
各所からのお知らせなどを一斉に共有する場として実施しています。

他にも、全スタッフの自己紹介をwikiツールに掲載したり、
年末にその年納品した作品の情報(関わったスタッフ等)をまとめたりと
様々な“見える化”に取り組んでいます。

3.交流会
昨年の感染者数が一時的に落ち着いた時期に
入社以降ほとんど直接会うことができなかった2年目までの
スタッフとメンターを対象に社内で交流会を行いました!

恥ずかしがり屋が多いので(笑)
会話のきっかけとして前述の“自己紹介”から参加者の趣味等の
情報をネームタグに記載し、互いに話しかけやすいようにしました。
結果、皆すぐに打ち解けて楽しい時間を過ごしたようです:)

他にも、新入社員を対象に定期的にヒアリングを行ったり、
Divisionごとに雑談会やゲームもしたりしています🎮

今後も、良い作品を作るための関係作りが出来るように
色々と試していこうと思います!

それでは、また更新します*

Environmentモデリングアーティストの仕事について

一気に冷え込み、外に出るのが億劫になってしまいますね💦
お出かけの際は防寒+マスクで体調管理に気を付けましょう!

さて、今回はEnvironment(背景)モデリングアーティストの
仕事についての記事です*
2021年最後のブログなので、ぜひ最後までご覧ください*

まずは弊社が得意とするセルルック案件での主な作業工程をご紹介します。
背景モデルをライティング&レンダリングする作品と違い、
少し変わった制作スタイルになります。
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① レイアウトモデル制作(モデリング、仮テクスチャ制作)

② 原図制作

③ 背景美術発注

④ ③の絵を映像用に編集

⑤ レンダリング
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具体的な作業内容は下記の通りです↓

① レイアウトモデル制作
設定画やデザイン画といった絵を元にモデリングを行います。
絵で補間しきれない部分は写真資料を集め、
アーティストが想像を膨らませて臨機応変に対応します。
→レンダリングモデルに近いレベルの形状にしています

仮テクスチャ制作では写真画像などを使用し、
質感が分かる程度のテクスチャを貼っておきます。
②の工程で誤解を生じさせないように、出来るだけ完成に近い、
精度の高いものを用意するようにしています。

② 原図制作
原図とは、アニメの背景美術さんに渡す下絵のようなものです。
弊社では3Dモデルをレンダリングしたものを原図として使用しています。
レンダリング画像の他はシーン番号やカット番号、カット尺、光源方向、
天候や時間を記載します。

③ 背景美術発注
②で制作した原図の他に、①のレイアウトモデリング時に使用した
設定画やデザイン画を持って背景美術さんへ発注します。
完成イメージの共有が重要なので、分かり易い(伝わりやすい)
資料かどうかを何度も確認してから打ち合わせに臨みます。

④ ③の絵を映像用に編集
背景美術さんから届いたpsdデータをテクスチャとして3Dモデルに貼ったり、
NukeやAfter Effectsに読み込んだデータを用意します。
カットによってL/C DPへ渡すデータが異なることが多いので、
L/C DPとは密に情報共有しながら進めるようにしています。

⑤ レンダリング
キャラ、FX、撮影処理がのった絵を見る時はいつもワクワクします✨
逆に、この段階で背景にエラーが見つかると大変なことになります…;

以上が主な作業内容になります。

キャラクターの演技の為にボカされがちな背景ですが、
背景を魅せるカットがビシッと決まるとものすごくカッコいいので
背景にも注目して映像作品を見ていただけると嬉しいです!👀

2021年ラストの記事ということで…✐
ご覧になっていただいた方やSNSで拡散してくださった方、
ありがとうございました(*_ _)
来年も頑張って更新しますのでお楽しみに🌈
皆様良い年をお迎えください…🍊

Environmentモデリングアーティストを含む、Asset Divisionの紹介動画はこちら↓
部署紹介編
使用ツール&作業環境編
リモートワークの実状&面接に進みやすいポートフォリオ編

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