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カテゴリー別 : 社内イベント
筆者は今年で入社2年目のショットアーティストです!
昨年の今頃(入社当初)は周りの方に助けていただいてばかりでしたが、
早いもので私も2年目となり、周りの役に立てるようになりたいと思っています。
さて、今回はこの時期の毎年恒例となっている新人座談会の記事ですが、
現在テレワーク中のため、例年のように会議室に集まることができず;
今年はインタビューという形で新入社員に話を聞いてみました!
(今年は11名の新入社員が入社しました✨)
就活生へのアドバイスも聞いてみたので、ぜひ参考にしてください◎
●CGデザイナーを目指したきっかけは?
コンポジッターN:
映像作品で制作業務に関わりたいと思ったのが、きっかけです。
コーディネーターK:
「沢山の作品に自分の名前を残したい」、「作品を制作する一員になりたい」
という思いから目指しました。
エフェクターF:
元々映像作品が好きで、遊びで始めたCGが楽しかったのと、
映像作品の制作に関わりたいと思ったのがきっかけです。
モデラーI:
元々趣味でCGを触っていたことがきっかけで
CGを仕事にしたいと考え、この職業を目指しました。
アニメーターW:
元々ゲームとアニメーション作品が好きで、
いつか自分の名前をエンドロールに載せたいと思ったのがきっかけです。
ゲームグラフィックアーティストY:
ゲームやアニメが好きで、この業界で仕事がしたいと思ったからです。
アニメーターY:
アニメーションに携わりたいと色々調べた結果、
CGデザイナーが向いていそうだと思ったからです。
アニメーターK:
よくあるパターンですが、昔からゲームやアニメが好きで
そういった業界に関わりたく目指しました。
●入社して実際に業務に携わってみた感想を教えてください
コンポジッターN:
先輩方にとても丁寧に対応していただけるので、非常にありがたいです。
コーディネーターK:
入社後間もないですが、一つひとつの仕事にやりがいを感じています。
チャットや会話を通じて先輩方が優しく丁寧に教えてくださるので、
アニマに入社して良かったと思います!
エフェクターF:
一つひとつのエフェクトに多くの時間をかけられないので、
効率よく業務を進めることが重要だと感じました。
環境に関しては、便利な社内ツールがありますし、分からないことは
先輩方が親切に教えてくださるのでとても作業しやすいです。
アニメーターH:
普段から自主的に様々なスキルを取得しながら業務をこなしていくことが
大切だと感じました。現在はテレワークでの勤務ですが、
先輩方が丁寧に対応してくださるので、とても作業しやすいです。
モデラーI:
力不足を痛感しています。ペース配分など、
まだまだ未熟な部分が多いので、日々精進していきたいです。
アニメーターW:
テレワークの環境で対面でのコミュニケーションはできないですが、
先輩方はとても親切に指導してくださっています。
自分が成長していることを感じられてありがたいです。
ゲームグラフィックアーティストY:
自身の実力不足を感じました。なかなかスケジュール通りに作業が進まず、
プロの世界の厳しさを感じています。
モデラーA:
レベルの高さに日々打ちのめされています。
自分が採用されたことが不思議で、
この幸運を無駄にしないようやっていきたいです。
アニメーターY:
学生時代は時間配分をあまり意識してこなかったので、
自分のワークフローを作ることが大事だと思いました。
●今後の目標や挑戦したいことは?
コンポジッターN:
まずは、与えられた仕事をしっかりできるようになりたいです。
今後は、与えられたもの以上の制作・提案ができるようになりたいです。
コーディネーターK:
なるべくはやく仕事を覚え、円滑に仕事ができるようになりたいです。
エフェクターF:
限られた時間の中でクオリティの高い成果を出せるようになりたいです。
作業ペースを考えて、要領よく作業を進めることを意識していきます。
モデラーI:
自分の効率が悪く、納得のいくクオリティを出せるまで時間がかかるので、
しっかりと順序立て効率の良い作業手順を整えていきたいです。
アニメーターW:
なるべく短い時間でハイクオリティのカットを完成できるようになりたいです。
将来的には、PIXARのアニメーター並の技術を身につけたいです!
モデラーA:
演出に携わることが目標です。
アニメーターY:
演出までできるアニメーターになりたいです。
●今、CGデザイナーを目指して頑張る後輩たちへアドバイスをお願いします!
エフェクターF:
自分の進みたい方向性や目標を決め、その目標を実現するために何が必要かを
考えて制作することが大切だと思います。
色々な人からアドバイスをもらうと、より成長できると思います。
アニメーターH:
普段から自分の作品をストックして、
早めにポートフォリオを作り始めた方が良いです!
モデラーI:
無理だと諦めないことが大切だと思います。
行動は早いに越したことは無いので、
年齢や時期を気にせず積極的に動くことをオススメします。
アニメーターW:
早めに自分が進む分野を決めた方がいいと思います。
(ポートフォリオやデモリールの方向性を決めるためです)
ゲームグラフィックアーティストY:
当たり前のことをさぼらずにきちんと実行することかなと思います。
(計画・目標を立てて制作し、完成させること)
モデラーA:
実力がついていない内にポートフォリオにオリジナルの(変な)キャラは
入れない方がいいと思います。(経験上、あまりウケが良くなかったので…)
アニメーターY:
一つひとつ楽しみながら、コツコツ進んでいくことが大切だと思います。
背伸びすると迷走します;
アニメーターK:
どんな入り方でもいいからまずは興味を持って基礎から始めること、
それを毎日続けることが重要だと思います!
最後に新入社員によるオンライン飲み会”風”の写真を↓
(それらしい写真に見えるようにしてくれたそうです…笑)

いかがでしたでしょうか?
今は色々と大変な時期ですが、引き続き一緒に頑張りましょう!
この記事を読んでくださった就活生と来年素敵な縁がありますように…*
ご応募はコチラをご確認の上、応募フォームをご利用ください。
ご応募お待ちしております⁂
テレワークが始まって約2カ月!久しぶりのブログです!
今回はディベロッパーの職種をご紹介します。
※Development division (=開発部) やリグチーム、
リガーについては以前の記事をチェックしてください✐
アニマには現在11名(兼任含)のディベロッパーがいます。
大まかな仕事内容については以前にも紹介しましたが、
「MayaやMotionBuilder等の各ソフトのツール作成およびエラー対応」、
「R&D」や「マシンやネットワークなどの環境整備」が主です。
ざっくり「R&D等のツール関連」と「環境整備」で担当を分けており、
前者では対応するソフトやツールによっても細かく分かれています。
早速、筆者が学生時代に聞いてみたかったことも含め、
2名のスタッフにインタビュー(質問)しました。
※写真はテレワーク実施前に撮影したものです
————————————-
◆ 1人目:Eさん
1. 普段どのような作業をしていますか?
社内で使用するツールを作成することが多いですが
Web系の仕事をすることもあります。
ツールや環境等で発生したエラー対応も行っています。
2. 使用経験のあるプログラミング言語を教えてください
また、その言語を覚えるためにどのようなことをしましたか?
アニマではPythonがメインなので、
Pythonのチュートリアルや本で学びました。
C++を書くこともありますが、わからないことは調べながら
対応すれば良いので入社時に完璧である必要はないと思います。
3. 職場環境はどのような印象ですか?
色々とチャレンジできる環境だと思います。
普段の作業はもちろん、興味があれば会社の機材を使用して
色々なことができると思います。
4. 学生時代やっておいてよかったことはありますか?
まとめ役、複数の人の意見を聞く経験(=自分の視点だけではなく、
他者の視点で物事を考える練習)をしておくと良いと思います。
5. 新人時代、スキルアップのためにどのようなことをしていましたか?
まずは、仕様通りに作ることから始めました。
その後、現場でどんなものが必要かを考えるようにしました。
自分のできることを増やすために、様々なチュートリアルもやりました。
◆ 2人目:M さん
1. 普段どのような作業をしていますか?
主にHoudini専門のテクニカルディレクター業務をしています。
Crowd(群集)制作のスーパーバイザーの様な仕事をすることもあります。
2. 使用経験のあるプログラミング言語を教えてください
また、その言語を覚えるためにどのようなことをしましたか?
「Java Applet」は学生の時に興味本位で授業を受けました
プログラミングの基本はこの時に得られたと思います。
Maya、Motionbuilder、3dsMax、Houdini等のソフトウェアで
「この作業は自動化できるだろうな」と思った時に
既に開発されている方をGoogleで検索し、
公開されているコードの中の関数の使用例を見て目的に沿うようにアレンジし、
狙い通りに動作するまで実行&エラー潰しの繰り返しをしている内に
MEL、PyMEL、Python、MAXScript、Bashを覚えました。
3. 職場環境はどのような印象ですか?
静かで居心地が良いので、
「身内しかいない漫画喫茶」のような感じです。
4. 学生時代やっておいてよかったことはありますか?
英語とMEL, PyMELです。
Mayaは手作業がMEL ScriptとしてScript Editorにアウトプットされる、
リファレンスにサンプルコードが豊富に記載されている、
GUIがスクリプトで簡単に作れるといった点でスクリプトの勉強に役立ちました。
———————————-
お二人ともご協力ありがとうございました!
日々の業務においてディベロッパーの方々のサポートが
沢山あることをこの記事を書きながら改めて感じました。
この記事がディベロッパー(テクニカル職)を目指す
学生さんの参考になれば幸いです◎
それではまた更新します*
前回の記事でアニマが現在行っている「テレワーク」をご紹介しました。
そこで今回は、実際にテレワークに切り替わってからの模様と
筆者(=ゲームグラフィックアーティスト/アニメーター)の
個人的な感想をお伝えします。
まずは作業するまでの準備について。
リモートワークを行うためにインストールするソフトなどは
前回の記事にまとめられているのでそちらをご覧ください。
用意が必要なのは、インターネット環境、PC、ヘッドセットの3点です。
(PCやヘッドセットがない人は、会社から支給されました)
モデリングアーティストの中には許可をもらって会社のペンタブレットを
持ち帰った人もいるようです。
予め自宅のPCにインストール&設定していたPersecを開き、Connectを選択↓

これでリモート操作が可能になりました!
ボタン操作一つでリモートできるので簡単に作業を始めることができます。
設定も特に難しい操作はなかったので、非常に便利◎
次に使用感についてですが、PC自体は会社のものを使用しているので
ほとんど会社と同様のスペックで作業できます。
アニメーターが一番気になるFPS(フレームレート)についても、
ゲーム中に使用されるモーションも普通に再生可能でした。
Mayaの操作はデュアルディスプレイでなくなった分
狭くはなってしまいましたが問題なく作業できています。
しかし、最近はテレワークの方が増えてきた影響か、
回線が不安定になることがしばしば…。
私の場合は、時間帯や日にちによってモーションがコマ落ちしてしまったり、
反応にラグが起きたりすることがありました。
契約している回線にもよりますが、時間帯によっては遅延が激しく
作業が難しい人もいるようです。(この問題の解決はまだ難しそう)
設定を変更したり、一画面にしてリグを非表示にしたりすることで
画面内の情報量を極力減らす方法で対応しています。
会議やチェックバックなどのコミュニケーションは
ZoomやSkypeなどのツールを使用しています。
(Parsecに負荷をかけない様に通話ソフトは自身のPCにダウンロードしています)
実際にその場にいるわけではないので説明をする際に
多少の不都合はあるものの今のところ大きな問題はありません。
最後に、テレワークをしてみた感想ですが、割とできるものだなと思いました。
もちろん、まったく問題がないとは言い切れませんが、
「仕事自体ができなくなる」という最悪のケースを防ぐことができたので
その点に安心しました。
とはいえやはり作業効率は落ちたと感じますし、仕事場でない分、
環境面や集中力を保つことが難しく感じる部分もあります。
あとは同じチームの人との交流が減ってしまったことも残念です。
現在、作業環境はできる範囲で自分なりに整えました。
交流に関しても引き続き色々と試行錯誤してみようと思います!
社内全体でも、個人から出た問題についてアンケートをとったり、
情報交換したりして色々と試している最中です。
今後どうなるかはまだわかりませんが、
手洗いうがいを徹底して皆で《ステイホーム》しましょう🏠
それではまた更新します:)