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カテゴリー別 : 社内イベント
紅葉を眺めながらの散歩が楽しい季節となりましたね😊
今回は、社内で行っている「ドローイング会」のご紹介をします。
アニマでは週2回程
希望者が始業前にZoomのグループに集合し
「ジェスチャードローイング」を行っています。
雑談を交えながら描く日もあれば、
無言でひたすら描くときも✍
書き終わった後は、自分の作品を画面共有し
お互いに意見交換をしています。
コロナ禍以前は、実際に集まり参加者が順番にモデルとなって
お互いを描いていましたが、
現在はテレワークがメインとなっているため
オンライン上で行っています。
※Pinterest、YouTube、他ドローイング用のサイトなどを画面共有して描いています
振り返れば、ドローイングを始めて彼此4年が経過しました。
そこで、参加者の内 5名に感想や上達ポイント等を聞き込み調査しました!
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Tさん
以前は、作業中キャラのポーズが破綻してしまうことがあったのですが
ドローイングを継続することで、
人体の勉強をしたりポーズのバランスを見る機会が増えるので
破綻するようなことは無くなってきました。
また、見栄えのするポーズを考える力が伸びたと感じます。
Nさん
ディティールを追わなくなったため
描く時の線の量が各段に減りました。
またインプットからアウトプットが
ある程度スムーズになったと感じています。
アウトプットの速度アップはCG制作にも活かせます。
動き、身体の流れ、見え方、立体をより意識するようになりました。
Oさん
ドローイングに自信がついてきました!
また、簡単なラフを描く時にもスムーズに手が動くようになりました。
毎回、描いた後にメンバー同士で見せ合うのですが
そのことが「こうした方が伝わりやすいかな?」と
客観的な視点を持つきっかけになっています。
その過程で、ブラシ設定を見直し
自分好みのドローイングブラシが出来ました🖌
今後も続けていき、より納得のいくドローイングが
できるように頑張りたいと思います!
Yさん
以前よりも描き始めが楽になりました。
動きの無い硬いポーズが大分改善され、
顔と体のバランスが崩れにくくなりました。
Iさん(新人さん)
ドローイングを始めて一番変わったことは、
ポージングを意識するようになったことです。
アクションラインや体のパーツを意識することが
日常的にあまり無かったのですが、
様々なポーズを描くことによって
アニメーションを作るときに意識することができるようになりました。
今後も継続をして
もっと良いポーズの判断が出来るようになりたいです。
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皆さん其々上達を実感しているようですね。
それでは、ドローイングを始める前と始めた後の参加者の成長記録をご紹介します⇓
ドローイングを地道に続けていると、
ポーズに対しての向き合い方や意識が変わり
業務上でも各々のパフォーマンスが
少しずつアップしているようです!
小さいことの積み重ねが良い結果につながると思うので、
ドローイングはおすすめです♪
それでは、また更新します~!
秋ですね🍁秋といえば食欲の秋!
皆さんの好きな秋の味覚は何ですか?
さて、今回の記事は
筆者が最近よく使う『Attribute Blur』を用いて
下の画像を例にエフェクトについてご紹介します。
Attribute Blurは、指定したアトリビュートのメッシュ
またはポイントにBlurをかけて滑らかにしてくれるノードです。
今回は、ポジションに対してAttribute Blurを使用し、
Popシミュレーションを液体のような塊感に表現してみました。
まず、球体の浸食を作成し
パーティクルとして消えていく部分と残りの球体部分に分けます。
パーティクルとして消える方は、
淵部分を残しそれをパーティクルの発生源とします
Popシミュレーションに入る前にVelocityとage,life等の設定を行います。
これだけですと以下のように
バラバラなパーティクルが上昇しているだけになります。
ここでは、Attribute Blurをポジションに対してかけて
Attribute Wrangleで、
以下のようにそのポイントとブラーをかけていないポイントをブレンドして
発生のタイミングから時間が経つにつれてブラーがかかるように設定しています。
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@P = fit01(chramp(“blend”,@nage),@P,point(1,”P”,@ptnum));
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以下のような流体のようなエフェクトがFlipを使わなくても簡単にできました!
如何でしたでしょうか?
エフェクトについてご紹介させていただきました!
ここまで読んでいただきありがとうございます 🙂
それでは、また更新します~
はじめまして!
今年の4月に新卒で入社した
新人Environmentアーティスト(背景モデラー)のKと申します。
日ごとに秋めいてくる今日この頃、
これから就活を本格的に始める学生さんも多い時期ではないでしょうか。
今回は、就活中の方に少しでも参考にしていただければと思い
新入社員(=筆者)の1日を紹介させていただきます!
現在、在籍しているアニマのEnvironmentアーティストは
5名で、筆者も含め全員がリモートワークメインで作業しています。
—–業務内容
基本的には建物や家具、自然物や街全体等、
キャラクターが演技をする環境全体の作成を行っています。
—–1日のスケジュール ※一例です
11:00 業務開始
12:00 進捗確認
14:00~15:00 昼休憩
17:00~18:00 背景定例
20:00 業務終了
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少し掘り下げて説明します。
11:00 リモート業務開始
チャットツールで業務の開始を報告します。
また、始めにスケジュールの確認を行い
会議等の予定をチェックします。
そして業務開始!
背景モデリング作業をメインに行います。
12:00 進捗確認
毎日12時頃に担当の上長と作業の進捗確認を行います。
分からないことや困っていることを相談すると
とても丁寧に対応してくれます。
また、作業状況を見て
もっと効率的な方法やツールがある場合は
都度教えてくれます。
14:00 昼休憩
お昼休憩は1時間です。
休憩をいつ取るかは自由ですが
筆者は基本的にこの時間に取っています。
簡単な料理をしたり、仮眠を取ったり
日光を浴びるために外に出たりします。
リフレッシュして午後からの業務に集中できるように備えます!
15:00 業務再開
ある程度作業が進んだら
レンダリング等チェックがしやすい状態にして
SVにデータを確認してもらいます。
フィードバックをもらったら、修正し引き続き作業をします。
また、分からないことがあった場合はすぐに質問します。
17:00~18:00 背景定例
定例は基本的に週1回です。
毎週木曜日にZoomでEnvironment DP(背景班)5名の
進捗状況の確認、連絡事項や話したいこと等を
発言する場があります。
20:00 業務終了
少し延びる場合もありますが
基本的にはこの時間に退勤します。
入社して初日に言われたことが
「もし誰かが残業していても、気にせずに20時に帰りなさい」です。
先輩が退勤するまで終われない、ということはありません。
退勤後は、アニメや映画を見たり友達とゲームをしたり
その時々でハマっていることをします。
リフレッシュして明日の業務に備えます!
最後にセルフインタビュー🎤⇓
—-Environment DP(背景班)の人たちの印象は?
とても優しくていい方達です。
学生の頃、バイトで辛い思いをして
働くことが少し怖くなった私でも安心して働けています。
また、ダメなところはしっかりと叱ってくれる良い上司でもあります。
仕事面でも、困った時は相談すれば的確なアドバイスをしてくれます。
—-在宅勤務はどうですか?
電車が苦手なので、通勤の必要がないことは有難いです。
コミュニケーション面も、前述した定例以外に
週に1回モデラーメンバーと雑談する機会があるので
特に困っていません。
それでも、入社と同時に1人で上京してきたため
たまに寂しくなることもありますが、
そんな時は友達や家族とテレビ通話等をして解消します!
—-最後に、背景モデラーを目指す学生さんに向けて!
学校に通っているなら、先生に見てもらい
フィードバックと修正を繰り返し
完成度を高めていくことで
クオリティの高い作品が作れると思います。
1人で作業をしていても
気づくことが出来ないことが沢山あります。
筆者も100枚以上レンダリングしてフィードバックを重ねることで
1つの作品を完成させ就職することが出来ました。
大変なことも多いとは思いますが、
皆様の学生生活がより良いものになることを願っております!
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回の更新もお楽しみに!