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カテゴリー別 : 社内イベント
まだ11月ですが、街は徐々にクリスマスの気配になってきた気がします🎄
気温もどんどん下がってきているので防寒と健康管理に気を付けつつ、
近所の散歩など適度な外出も楽しみましょう:)
さて、今回は筆者の所属するGame Division(以下、Game Div.)の
モデリングアーティストの最近の事情をご紹介します*
【定例会議編】
Game Div.では週に一度、定例会議を開催しています。
内容としては、各担当者が受け持っている案件やチーム全体に関わる
情報共有がメインですが、定例会議の後半にはチームメンバー間の
コミュニケーションを図るための雑談会もあります。
雑談会では、毎週決められたお題に合わせてメンバーが持ち寄った
話題を披露することになっています。
コロナ前は全員が会議室にメンバー集まって実施していましたが、
リモートワーク中の現在はSkypeを利用して行っています。
非対面で話せる分、今の方が気楽なメンバーもいるかもしれません。
時折、チームメンバーの生活音が入ってくることも…(笑)
ビデオ通話は使わずに音声のみで実施する点がGame Div.らしさでしょうか…?
【フィードバック編】
仕事上、絶対に欠かせない工程の一つがディレクターからのフィードバックです。
出社時はデータ提出後にディレクターの席へ行き、
逐一どこを修正するか等のチェックをもらってメモしていました。
現在は、Skype通話でのフィードバックがメインになり、
Skypeの基本機能である画面共有機能で修正箇所を確認し、
wordやメモ帳などのツールにメモをするようにしています。
リモートワークを始めた当初は各家庭間での回線速度の違い等から
うまくフィードバックができないことも多く苦労しましたが、
現在は解消され、コロナ前と変わらない質での業務が可能です。
写真はリモートワーク環境を快適に過ごすためにカスタマイズした
筆者のワークスペースです。
モニターとペンタブレットは会社から借りているものですが、
サイズが大きいので非常に重宝しています!
業務内容についてはアニマのYouTubeで詳しくお話していますので、
ぜひご覧ください🎥
それではまた、次回の更新をお楽しみに!
ちらっと小耳にはさんだのですが👂
なんと8回目の金曜は大晦日らしいです…!
信じられずカレンダーを見たら本当でした💦
年末年始にバタつかないように、
今から余裕を持って色々と取り組みましょう*
さて、しばらく間が空いてしまっていたのですが、
先日久しぶりにスケッチをしました✐
ということで今回は、私がペイントスケッチをする際に
どう描き進めているのかを簡単に解説したいと思います。
(メインのモチーフは犬用テントです🐶)
普段はテーブルに花瓶やフルーツを乗せて
画面いっぱいに描くことが多いのですが、
今回はモチーフが大きめなので空間も意識して描きました。
筆の濃度は80~100%で、必要に応じて変えています。
色を薄く重ねたいときは40%位にすることもありますが、
重なった筆跡がたくさん残ってしまいますし、
手数が増えて結果的に汚くなってしまうことが多いので程々にしています。
レイヤーに関しては、
「これをベースに加筆していきたい、でも自信がない!」というときに
新規レイヤーで追加して加筆していきます(笑)
“上手くいかなければ戻れる”というデジタルのメリットを
どんどん活用していきましょう◎
【濁らないように】
学生の頃に趣味で油絵を描いていたのですが、
下書きは茶色い絵の具から始めていました。
理由は、いきなり黒っぽい絵の具で描き始めると
上から何色をのせてもしばらく濁ってしまうからです。
私は「濁らないように」、「必要以上に暗くならないように」というのが
年頭にあるので、上から重ねても影響が少ない茶色から描き始めます。
デジタルのスケッチでは絵の具の交ざり合いは発生しませんが、
こちらでも初めから強い色を使ってしまうとバランスが取りづらいので、
慣れている手順で進めるようにしています。
(ベースが茶色の状態から光と影を描き足していくイメージです)
描きはじめの段階では、新しい色を追加することよりも
明暗をとらえることに注視します。
もっと詳しく知りたい方は「カマイユ・単色技法」などで検索してみてください:)
今回の描きだしの茶色は、HSBのスライダーで見ると[H:32、S:42、B:53]でした。
細かい数値は毎回違いますが、万能なのでスタートダッシュの茶色は
私の中ではしばらく揺るがないと思っています!
【明暗の計画を立てる】
今回のスクショでは表現しきれていないのですが(汗)、
最初の段階で下記の3点を把握しておきます。
————————–
・主光源はどこか
・一番明るいところ
・一番暗いところ
————————–
そこから「テントよりテレビ台の方が暗いかも」というように、
画面の中で比較しながら描いていきます。
ある程度まとまったら、レイヤーを複製して後で見返せるように
しておくのも良いと思います。
描いていくうちに明暗のバランスが壊れてしまうこともあるので、
困ったときははじめの明暗の計画メモを見直して、
おかしいところがあれば描き直すようにします。
【デジタルなので…!】
明暗のバランスがある程度理解できたら、
どんどん色を茶色から置き換えていきます。
この時、できるだけ見て感じた色を置きにいこうとは思っていますが、
一発で決めきれないこともたくさんあります(涙)
そんなときは「色相・彩度」、「カラーバランス」、「レベル補正」等の
調整レイヤーを使っていきます。
デジタルならではの手段なので、スケッチを始めたての頃は
何となくはばかられました。
でも、気軽に試せるので結果的には効率がよく、油絵の具等の画材を
使用するよりもたくさんスケッチをこなせるようになりました!
それぞれに良いところがあるので、
特性を理解してうまく活用していくのが良さそうです◎
【コントラストの描き分け】
自分が見て感じた印象を、ブラシのタッチで描き分けていきます。
目を細めて観察した際、よく目につくものがコントラストが強いことが多いです。
写真のような物と物が接地している部分なども含め、
コントラストが強い部分には「投げ縄ツール」を使って描きます。
シャキッとさせることで、絵だけを客観的に見ても
そこが目に付きやすい状態になると思います。
逆に、コントラストが弱いところはブラシのタッチや
テクスチャのムラを活かして少しぼやけた印象にします。
見せたいものやあまり見せなくてもいいものを
上記の内容を活かしてアプローチしていきましょう。
少し話がそれますが、「緑っぽくも見えるし、赤っぽくもみえるし」と
色を決めきれない時もあります。
これは完全に持論ですが、そういうときもテクスチャのムラを利用して、
両方の色が絵に残るようにすることもあります。
(今回のスケッチでいうと、下手の壁の部分)
あちこちでやってしまうと見づらくなってしまいますが、
一部で使うと良い感じになることがあるので、
ベースの色を決めたら8:2もしくは7:3位の割合で
色をぶつけて遊んでみましょう。このときの筆の濃度も80~100%で、
しっくりくるまで試してみてください🖌
【意識して調整していること】
基本的に自分の目で見て感じたままの色になるように描き進めています。
ただ、一部だけ意図的に操作している部分もあります。
それは、壁や床などの“大きな平面”です。
今回のペイントでは下手のコーナーの暗がりを、
目で見えている以上に明暗差をつけて奥行が出るようにしました。
完成したスケッチでも縦の筆跡が見えるかと思いますが、
窓から遠くなるにつれて段々暗くなるようにしています。
他にも、物が密集しているような部分も暗くなる傾向がありますが、
光源が強かったり、近かったりするときを除けば
少し気が付きにくい変化になっていることも。
程度の見極めが難しいところですが、このことを頭の片隅に置いておくと、
しっくりこないときにうまく対応できるかもしれません✨
完成まで約1時間30分でした。
パースの狂いが目立つので、線画のスケッチで鍛えていきたいと思います…!
せっかくなので、テントにアニゴンを入れてみようと思います。
テントなどをみると、光が当たっている面が少し
黄色味がかっているのがわかります。
なので、アニゴンにも光が当たっていると想定し、
調整レイヤーの「カラーバランス」を使って
黄色を足して空間に馴染むようにしました。
ついでに、バーチカルブラインドから光が漏れている状態を想定した
バージョンも描いてみました↓
光の当たっている部分はレイヤーモード「オーバーレイ」も使って飛ばし気味に。
床に落ちた光の暖色が際立つかなぁと思い、
実験的に暗い部分には寒色を足してみました。
突貫工事で無理に青くした感じもありますが、これはこれで良いかも…?
今度ペイントするときは実験をしつつ、しっかりリファレンスを探した上で
上手く反映させていきたいと思います!
簡単ですが、筆者のペイント過程を紹介させていただきました。
(あくまで筆者の過程ですが)少しでも参考になる部分があれば幸いです。
ペイントスケッチはかなり久しぶりになってしまったので、
反省してこれからは定期的に描いていきたいと思います。
それでは、また更新します*
11月に入り、寒さが本格的になってきましたね⛄
感染者数でみると、コロナは落ち着きを見せているようですが、
家にいる時間は依然として多いのではないでしょうか?
“おうち時間”では好きな映画を観たり、ゲームをしたり、
色々な過ごし方があると思います。
ということで今回は、皆様のおうち時間におすすめの
ANIMAオリジナルコンテンツを紹介させていただきます✨
まずは、ANIMAオリジナル作品出版プロジェクト第一弾『鉄輪のカゲ・ルイ』
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原作:ANIMA/江藤俊司
作画:井上菜摘
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▼作品紹介
この国がまだひとつの日本ではなかった時代。
東北の地をめぐり争っていた大和朝廷と蝦夷(えみし)勢が突如停戦、
蝦夷の大族長・アテルイの元へ朝廷の遣いが訪れる。真蔭と名乗る男は告げる
「共に鬼を滅す旅に出よう」。朝廷に仕える〈声聞師〉が作った鬼が突如離反し、
敵味方問わず襲い出したのだ。敵の不始末に手を貸す謂れはないが、
アテルイは真蔭が提示した条件=妻の仇を討つ手掛かりを得るため、
旅に出る決意をする。※イーブックジャパン作品紹介ページより引用
こちらの作品は先日10月29日に単行本第3巻が発売となりました👹
🎥3巻発売記念のオリジナルPV第2弾はこちら
平安の時代を駆ける、伝奇バディアクション!
スカッとしたい気分の時にオススメの内容です📕
続いては、ANIMA初オリジナルライトノベル『鋼鉄城アイアン・キャッスル』
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原案・原作:ANIMA
作者:手代木正太郎
イラスト:sanorin
メカデザイン:太田垣康男
出版:ガガガ文庫(小学館)
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▼作品紹介
心に城を、魂に鋼を。いざ起動せん鋼鉄城。
鐵城とはなんぞや。そは生命そのものに宿る龍気というエネルギーを糧に、
命無き建築物である城郭に疑似的な命を与え、城全体まで城主の五感を拡張させ、
肉体そのものと化さしめる超兵器。
城主の意のまま感ずるままに動く機動性、龍氣を根源とする圧倒的な火力は、
選ばれし武将のみが繰ることができるに相応しい威力をもって、戦の脅威となった。
ときは戦国。各地で諸侯が覇権を競い鎬を削る時代。
この物語は、松平竹千代――のちに天下を統一し、徳川家康となる男。
その若かりし頃の記録である。※小学館作品紹介ページより引用
🎥作品紹介のPVはこちら
ガガガ文庫さんのHPで試し読みが可能です◎
興味のある方はこちらからご覧ください📕
メカや歴史好きな方などにオススメ🏰
ちなみに…本作は愛知県岡崎市を舞台としており、
縁あって岡崎市ともタイアップさせていただいております✨
岡崎おでかけナビへの掲載をはじめ、商業施設や役所内、
博物館等でパネルを展示していただいたり、
市内の本屋さんでコーナーを設けていただいたりとありがたい限り👏
今回紹介した2作品以外にも、オリジナル作品の企画が進んでいます!
これらに関する情報はSNSやYouTubeで随時お知らせしていきますので、
ぜひフォロー&チャンネル登録お願いします:)
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◆YouTube(ANIMAチャンネル)
以上、ANIMAオリジナルコンテンツの紹介でした!
それでは、また更新します*