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テレワークのその後

前回の記事でアニマが現在行っている「テレワーク」をご紹介しました。
そこで今回は、実際にテレワークに切り替わってからの模様と
筆者(=ゲームグラフィックアーティスト/アニメーター)の
個人的な感想をお伝えします。

まずは作業するまでの準備について。
リモートワークを行うためにインストールするソフトなどは
前回の記事にまとめられているのでそちらをご覧ください。

用意が必要なのは、インターネット環境、PC、ヘッドセットの3点です。
(PCやヘッドセットがない人は、会社から支給されました)
モデリングアーティストの中には許可をもらって会社のペンタブレットを
持ち帰った人もいるようです。

予め自宅のPCにインストール&設定していたPersecを開き、Connectを選択↓

するとすぐに会社にある自身のPC画面が開きます↓

これでリモート操作が可能になりました!
ボタン操作一つでリモートできるので簡単に作業を始めることができます。
設定も特に難しい操作はなかったので、非常に便利◎

次に使用感についてですが、PC自体は会社のものを使用しているので
ほとんど会社と同様のスペックで作業できます。
アニメーターが一番気になるFPS(フレームレート)についても、
ゲーム中に使用されるモーションも普通に再生可能でした。
Mayaの操作はデュアルディスプレイでなくなった分
狭くはなってしまいましたが問題なく作業できています。

しかし、最近はテレワークの方が増えてきた影響か、
回線が不安定になることがしばしば…。
私の場合は、時間帯や日にちによってモーションがコマ落ちしてしまったり、
反応にラグが起きたりすることがありました。
契約している回線にもよりますが、時間帯によっては遅延が激しく
作業が難しい人もいるようです。(この問題の解決はまだ難しそう)
設定を変更したり、一画面にしてリグを非表示にしたりすることで
画面内の情報量を極力減らす方法で対応しています。

会議やチェックバックなどのコミュニケーションは
ZoomやSkypeなどのツールを使用しています。
(Parsecに負荷をかけない様に通話ソフトは自身のPCにダウンロードしています)
実際にその場にいるわけではないので説明をする際に
多少の不都合はあるものの今のところ大きな問題はありません。

最後に、テレワークをしてみた感想ですが、割とできるものだなと思いました。
もちろん、まったく問題がないとは言い切れませんが、
「仕事自体ができなくなる」という最悪のケースを防ぐことができたので
その点に安心しました。

とはいえやはり作業効率は落ちたと感じますし、仕事場でない分、
環境面や集中力を保つことが難しく感じる部分もあります。
あとは同じチームの人との交流が減ってしまったことも残念です。
現在、作業環境はできる範囲で自分なりに整えました。
交流に関しても引き続き色々と試行錯誤してみようと思います!

社内全体でも、個人から出た問題についてアンケートをとったり、
情報交換したりして色々と試している最中です。
今後どうなるかはまだわかりませんが、
手洗いうがいを徹底して皆で《ステイホーム》しましょう🏠

それではまた更新します:)

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