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ジェスチャードローイングの練習@金沢スタジオ

台風14号が近付いてきていますね🌀
暗いお天気模様とコロナの影響で、生活と気持ちに
メリハリをつけるのが難しい環境になりましたが、
勉強やスケッチをして気分転換するように心がけています。

ということで、今回は金沢スタジオで行なっている
ジェスチャードローイングの練習についてご紹介します*

金沢スタジオでは、定期的にジェスチャードローイングの
練習を行なっており、 現在は東京本社とzoomを繋いで
合同練習を行っています。
過去のジェスチャードローイングの記事はこちら

ジェスチャードローイングとは:
対象を観察した後30秒〜3分程で描く簡易デッサンのことで、
観察力やポーズの要素を見極める力を養うことができ、
アニメーションの作成時などに活かすことができます◎

ジェスチャードローイングは入社してから本格的に始めたのですが、
アニメーション作業に活かされていると感じる場面が多くあります。
(筆者は入社2年目のアニメーターです)

特に、ポーズの引き出しを増やす際にとても活かされていると感じます。
例えば、ポーズトゥポーズ(※)では、ポーズの引き出しが多いほど
アニメーションがつけやすくなります。
モーションキャプチャーをベースにしたアニメーション作業においても、
ポーズを整える際に活用することができます。
(※)代表的なアニメーション制作技法のひとつ。動きの重要なポーズ絵を
先にいくつか作り、間の絵を中割りでつなぐ手法。

アニメーションは、あるポーズから次のポーズへつなぐ際の
中間ポーズの善し悪しで動きの印象が変わります。
こういった場面でも、ジェスチャードローイングで培った
ポーズの引き出しが活かされてくるといいなと思います:)

1番上の画像はラインオブアクション(メインとなる動き=
アクションの流れを描く想像上の線)を意識して取り組んだものです。
ラインオブアクションを意識してポーズ付けが出来るようになると、
動きの大きさや方向が分かりやすく、綺麗なポーズを
付けられるようになるので、頑張ってマスターしたいと思います!

オンラインジェスチャードローイング後、金沢スタジオの
先輩アニメーターの方に 描いたドローイングについて
アドバイスをいただきました↓

これを見ると、ポーズを見極めて描き出したつもりでも
もっと綺麗なポーズの描き出し方があることがわかり、
まだまだ学んでいくことが沢山あると実感しました。

実際にアニメーションを作成する実践も大きな力になりますが、
ジェスチャードローイングは紙とペンさえあれば行える練習方法なので
気軽に行える点がメリットだと思います✨

「継続は力なり」ということで、
これからもジェスチャードローイングを続けて
アニメーションの仕事に活かしていきたいです!

それでは、また更新します*

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