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まだ7月ですが夏本番のような暑さが続いていますね☀
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回の記事は
新しく導入された「人事評価システム」について紹介いたします。
アニマでは長年「Animo」という
ブラウザベースの内製ERPシステムを使用していました。
※ERPシステムとは
Enterprise Resource Planning(企業資源計画)の略称
一般的に財務会計管理、人事給与管理、予算管理等々
様々な基幹業務システムを一元的に統括するシステム
人事評価システムもその一部であり、
スタッフは半年毎の人事評価面談前に
自己評価や会社への要望 等を所定のフォームに記入していました。
ですが2020年から
UIや機能性が改良された「ANIMO2」の稼働が開始され
こちらには人事評価機能が搭載されなかったため、
新たな内製人事評価システムとして「Anies」が導入されました。
Aniesの機能や開発に関連すること等を
システム管理者に質問してみました!
-旧システムからAniesへ移行した経緯について教えてください
「ANIMO2」に移行した際に、
あえて評価システムを搭載しなかったため
別途「Anies」を作成しました。
一般社員の自己評価入力欄は
導入時に混乱しないよう、現状は以前の内容を踏襲しています。
ですが、内部的には評価体制や項目を
フレキシブルに変更できるようになりました。
形骸化していた機能等、無駄なものを廃止し
実績に注力して評価できるようにして入力コストを下げています。
-「評価」と「面談」でカテゴリが分けられている理由は何でしょうか?
“評価モード”では、被評価者に対しての
他スタッフからの評価コメントを上長以上が確認し、
最終的な評価を行うようにしています。
(皆の意見を参考にして上長が評価をつけ、
さらにその上の上長が評価するという流れです)
“面談モード”は、リモート(Zoom等)で
画面共有をしながら面談をする際に
間違って被評価者に対する各スタッフの評価コメントを
表示しないよう、安全のためのビューワー的な位置づけです。
-Anies開発にかかった期間・コストはどのくらいですか?
また、製品として提供されている人事評価システムを検討はしなかったのですか?
他タスクと並行しつつ、1人のスタッフが約2ヶ月で作りました。
既製品については、一応は検討したのですが
最終的に自社で作成する方が良いと判断しました。
理由としては、
既製品だと運用負荷が高くなってしまうことと
長期の運用を前提としているため
必要な機能に絞って自社で作成するメリットが上回ることです。
また、将来的にパイプラインの実績値と紐づけて
Aquariumの画像等との連携を考えているので
その点でも内製の方が都合が良いと考えました。
※Aquariumとは
アニマ内製Asset/Shot管理システム。
ブラウザベースで各プロジェクトのAsset/Shotの進捗管理、
プレビューとチェックバック、パブリッシュデータを管理するデータベース等の機能がある。
-Aniesに移行後、改善効果の手ごたえはありましたか?
年2回しか使用機会がなくユーザーの意見が出づらいので
しばらくは様子見という状況です。
-人事評価の際は、WorkRecoederのデータも使用されていると思いますが
Aniesと連動している部分はありますか?
現状はまだですが、
将来的にAquariumと同様WorkRecoederも連動できるように改築していく予定です!
※WorkRecoederとは
ブラウザベースで各スタッフが1日の間に
どのプロジェクトの作業にどのくらい従事したかを記録する日報記入システム
以上、アニマの人事評価システムの紹介でした。
今後は、各スタッフの貢献度を
パイプライン上での制作実績からも推量できるように改修されていくようです。
それでは、また更新します!